白朮(ビャクジュツ)

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【生薬名】白朮 ヨミ:ビャクジュツ

下痢・泥状便・食欲がない・上腹部が脹って苦しい・舌質が淡白・舌苔が白いなどの脾虚の症状があるときに用いる。

【基 原】

キク科 Compositae 白朮 Atractylodes macrocephala Koidz. (A. ovata A.P.DC.)(オオバナオケラ)の根茎を乾燥したもの。冬期に採集したものを冬朮といい、性質はやや甘く柔潤である。ただし現在では一般に冬朮・夏朮を区別しない。

【性 味】

味は甘・微苦、性は温。微香がある。(帰経:脾・胃経)

【主成分】

atractylol C15H24O を主とする精油 ・ atractylone C15H20O ・ビタミンAなど。

【臨床応用】

生薬分類は補気薬。中薬の効能は補気健脾、燥湿利水、止汗安胎。脾虚気弱、運化失調による食欲不振、泥状便、腹部膨満、倦怠無力、痰飲水腫などに用いる。また、妊婦の脾虚気弱、胎気不安証に用いる。

【用 量】

3〜12g、外用適宜。

【規 格】100 g

【産 地】中国

※取り扱い上の注意

1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。

2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。

3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。

※上記内容は情報として掲載しております。

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